やる気がない子供に英語を楽しく学ばせるには?家庭での過ごし方も重要
子どもを英語教室に通わせたいと思ったとき。
子どもがなぜか行きたがらない!?
どうしてそうなるのでしょうか?原因と対策についてお話します。
子どもが行きたがらなくなる理由
1.英語にうんざりしている
これは本当にある事例なので、よくよく気をつけてもらいたいなと思います。
以下のようなことをすると取り返しがつきません。
- 朝から寝るまで、ずっと英語の歌や学習音源を聞かせ続ける。
- 遊んでいる間や、車に乗っているとき、食事中、子どもが起きている間はずっと英語の学習音源を聞かせる。
- 子どもが興味を示していないのに、無理やり英語教材を一緒にやらせる。
上記のことを生まれてからずっとやっている。
これをやると2歳で完全な英語嫌いになります。
親子英語に体験に来る1歳からの幼児にたまにいるのです。
英語の歌を鳴らした瞬間に、耳をふさいで部屋の隅に逃げていく子ども。
見ていて本当に痛々しいです。
2.ママが無関心
子どもにだけ勉強させようという姿勢では、子どもは何もやる気になりません。
英語のレッスンで楽しく学んできても、そのことにママが無関心ではやる気もなくなってきます。
3.教室のレッスンがつまらない
子ども向けの英語のレッスンは楽しいことが前提で、そのように工夫する先生が多いのです。
しかし、まれに座学で読み書きばかりさせる先生がいます。
先生がころころ変わって、毎回違う先生でなじめなくてつまらないというケースもあります。
4.クラスのお友達とのトラブル
英語のレッスンは少人数のクラスが多いので、そこで一緒に学ぶお友達とのかかわりは重要なポイントです。
大抵は先生がうまく配慮して仲良くレッスンできるようにします。
しかし、幼稚園や学校で問題が起きていると教室の先生もお手上げです。
やる気がない理由別の対策
1.英語にうんざりしている場合の対策
これはもうはっきりと申し上げますが、いったん英語に関するものを全部家庭から排除しましょう。
子どもは英語にうんざりしていると同時にママにうんざりしているのです。
子どもをひとりの人格のある人間だと認めて接するところからやり直しです。
子どもは自分とは違う興味関心を持った一人の人間なのです。
幼いころは何かと未熟なので、親の興味関心に付き合ってくれます。
ですが、子どもを全く観察せず完全に子どもの様子を無視して親のやりたいことを押し付けると子どもはいつか壊れます。
もし、子どもの様子に完全に合わせて指導してくれる英語教室が見つかればそこに預けてもいいかもしれません。
その場合も、家庭では一切英語はやらないようにします。
英語指導は教室の先生にお任せして、親子関係の修復に励みましょう。
2.ママが無関心な場合の対策
レッスンからこどもが帰ってきたら、どうだった?今日は何が楽しかった?と聞いてあげましょう。
「何を覚えた?」とか「何ができるようになったの?」という聞き方はNGです。
子どもが教室で習ってきたことをママにも教えてほしいな、ぐらいの気持ちで聞きます。
これは小学校に上がったばかりの子どもに接するときも同じです。
学校は楽しいばかりではありませんから、「何が楽しかった?」と聞くのもちょっと注意が必要です。
まずは子どもをよく観察しましょう。
楽しそうに帰ってきたら、「なんだかうれしそうだね」「楽しそうだね」って声をかけて会話をはじめましょう。
その日に学校であったことを話しついでに、その日に学校で習ったことも話し始めますよ。
そういう会話そのものが学校での授業の復習にもなります。
辛そうな顔をしていたり、悲しそうだったら、「何か元気ないね」と声をかけて、おやつを出してあげたり、抱きしめてあげたりしましょう。
子どもが何かつらいってことをママはわかっているよ、ということをちゃんと言葉で伝えてあげるのが大事です。
ママが自分のつらい気持ちを察してくれているというだけで、子どもの心が晴れる場合もあります。
ママが気づいてくれたことで、心を開いて何があったのか話し始めてくれることもあります。
ママに見守られているという安心感が、子どもに勇気を与え、楽しいときもつらいときも頑張れる子どもになるのです。
というコミュニケーションがあると英語に限らず、子どもは自然と意欲的になります。
3.教室のレッスンがつまらない場合の対策
これは実際にレッスンを見学させてもらって確認し、先生を換えてもらえるなら換えてもらいます。
個人教室であれば、ほかの教室を探しましょう。
体験レッスンではその時だけ楽しいレッスンをして見せて、通常のレッスンは全然つまらないという教室もたまにあります。
子どもの気持ちもよく聞いて、子どもが楽しく通える教室を選び直しましょう。
4.クラスのお友達とのトラブルの場合の対策
まずは教室の先生に相談してみます。
しかし、学校や幼稚園、さらにはママ友関係のトラブルが原因だと教室の先生もお手上げです。
子どもとしっかり話し合うことが大事です。
子どもの年齢にも寄りますが、ママも子どももストレスが多く解決が難しい場合は、別の教室を探すことも考えましょう。
子どもと一緒に目標を立ててみよう
通常英語教室には出席カードやスタンプカードなど、通うだけでたまるご褒美があったりします。
さらに家庭でも何か目標を立ててご褒美制度を作ると気分も盛り上がります。
宿題をちゃんとできるように時間を決めて、その通りにできたらシールをひとつ貼る。
シールがたまったらおやつがちょっと豪華になる、とか。
目標はちょっと頑張ればできる程度の小さな目標で短期間で達成できるものに設定します。
ご褒美も高価なものや豪華なものにしないように、ちょっとしたものにします。
ママの褒め言葉は一番のご褒美です。
子どもの成長に関心を向けてちょっとのことでも心からすごいねって褒めてあげましょう。
ただし、ご褒美作戦は慎重に。
こちらの記事を参考にしてみてください。
ママのやる気はどこを向いている?
子どもが幼稚園や小学校に行き始めると、ほかの子との比較で心がざわついたりしませんか?
細かく比較して、自分の子ができていないことばかり気にしていませんか?
自分のこともだれかと比較して自分にダメ出ししていませんか?
まずは頑張っている自分をほめてあげましょう♪
毎日頑張って生きている自分をほめてあげます。
何一つ頑張っていないなんてことはありません。
今目の前の子どもが元気で笑っていたら、ママは十分頑張っている証拠。
子どもは親の鏡です。
子どもが元気をなくしていたり、やる気をなくしていたら、自分を振り返ってみましょう。
何か月も掃除をしていないとか、まったく料理をしていないとか、そこまで極端でなくても、何か見つかるはずです。
ママ自身はやる気満々で何か目標に向かって頑張っていますか?
ママが怠け者で仕事もせず家事もせず毎日ごろごろしていたら当然子どものやる気も低下します。
立派な人である必要はありません。
ただ子どもに「勉強してほしい」とか「やる気になってほしい」とか子どもをコントロールすることにやる気を燃やしてしまうママは要注意です。
ママ自身が輝けば、子どもも輝くのです。
ママがハッピーなら子どももハッピー。
立派な人になる必要はありませんが、子どもをサポートできる親になる努力はしましょう。
ここを読みに来るママはみんなきっと頑張り屋さんです。
頑張りすぎて疲れている人は、ちょっと肩の力を抜いて自分をほめて癒してあげましょう。
そして、自分のやる気を正しい方向に向けて頑張りましょうね^^
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