子どもの言葉の成長に影響を与える心の育て方!9歳までの対応が大事!

子どもの言葉の成長に影響を与える心の育て方!9歳までの対応が大事!

子どもの心の成長と言葉の発達は大きな関係があります。
母語も英語も健やかに学ぶために押さえておきたい「心の育て方」についてお話します。

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人間は感情で生きている

人間は感情の生き物である。と誰かが言っていましたね。

本当にその通りで、人間のすべての行動は感情に突き動かされて決まって行きます

お腹が空いたら悲しくなりませんか?

人はただ空腹だから食事をするのではないのです。

悲しい、ひもじい、満たされない、イライラするなどお腹が空いた時には様々な感情が湧きます。

一度じっくり感じてみてください。

そして、食事をするという行動をします。

それで満足し、満たされ、幸せになり、うれしくなったりしますね。

ポイント
すべての行動の前にはまず気持ちが動いているのです。

うれしい顔

感情に良い悪いはない

よく親(大人)は「そんなこと思っちゃ(言っちゃ)いけません!」と子どもをたしなめます。

道徳的にいけないことを子どもが言ったときなどに心当たりがありませんか?

口に出して言ってはいけないことを教えるのはマナーの教育ですが、でもその時感じた気持ちにそれはダメな気持ちだと教えてしまうのはちょっと違います

感情は湧き上がってくるもので、良いとか悪いとかジャッジしてコントロールするものではありません

自分でコントロールできるのは行動だけです。

大人が子どもに教えてあげるべきは「行動」です。

例えば、負けて悔しいときには、相手を陥れると言う行動ではなく、自分がもっと頑張ると言う行動を教えてあげる。

どんな行動をしたら気持ちよくなるかを基準に子どもに教えるといいです。

相手を陥れることが快感だと言う大人もいますが、多分ここを訪れる方はそうではないと信じて書きます。

幸せの定義も人それぞれですが、ザックリと子どもの幸せを願う親のために書いております。

どうか、子どもがどんな気持ちを持っても否定しないで一度は受け止めてあげてください。

受け止めた上で、ママが感じた気持ちも伝えてあげましょう。

子どもが汚い言葉やひどい言葉、人を傷つけるような言葉を言ったときは、ショックだったとか、がっかりしたとかそんな気持ちですよね。

子どもの気持ちは否定せずに、子どもの行動に対してママが感じた気持ちを伝えます。

そうやって接することで子どもの行動は変わっていきます

なぜこんなことをクドクド書くかと言うと、子どもの言語習得に影響があるからなのです。

心の成長が言語習得と大きく関係します。

母語の習得だけでなく、外国語の習得にも影響します。

あらゆる学習に影響します。

どんな気持ちもしっかり受け止められて存在を肯定されて育った子は強く賢く優しいです。

そんな子に育って欲しくありませんか?

実はママ自身の気持ちも大事です。

自分の親との問題や夫との問題などいろいろあったとしても、自分で自分の気持ちを肯定してあげましょう

たまには子どもが憎らしく思えたっていいのです。

自分の気持ちを全部肯定して抱きしめてあげましょう。

そうすることで、子どもの気持ちも受け止める余裕ができますから。

ママと子ども

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感情が動く時に言葉は定着する

さて、本題に入りましょう。

感情に良い悪いはありませんが、ネガティブ気持ちとポジティブな気持ちはあります。

楽しいと悲しい、嬉しいと辛い、誇らしいと恥ずかしい、ネガポジはいつも対です

どちらにしても大きく感情が動いた時に言葉は定着します

言葉だけでなくあらゆる学習について同じことが言えます。

特に楽しいと感じる時には面白いように勉強が身についた経験がありませんか?

つまらない授業、嫌いな先生の教科が成績が悪くなるのは、興味がわかない=気持ちが動かないからです

つまらない

泣きながらでも怯えながらでも学習はできる

怖くて大嫌いな先生に無理やり勉強させられて成績が上がった経験ありませんか?

前述のつまらない授業をする先生とはちょっと違います。

教えるテクニックのある先生で、ちょっとしたポリシーを持っている、でも嫌われている先生。

いわゆるスパルタ教育という奴ですね。

あれも一つの手法で、学習効果は確かにあります。

しかし、心の傷を伴いますし信頼関係を築けないことが多いです。

憎しみや恨みの気持ちが残ることもあります。

学習効果は認めますが、この手法はお勧めできません。

子どもを叩きながら、怒鳴りつけながら学習させることはできます。

子どもは怒られるのが怖くて、泣きながら怯えながら必死で勉強します。

たくさん書く練習をして、計算をして、問題を解いて、学校の成績は上がるでしょう。

しかし、とても残念なのは学習する楽しみや喜びを知ることができないことです

学習がただ苦痛でしかなくなります。

大学入試までこの手法でうまくいくことはありますが、果たしてその先の人生はどうなのでしょう?

このようなことから、とてもお勧めできない指導方法なのです。

とくに言語習得においては、この手法はまったく意味をなしません。

言語習得の1番の目標は「表現すること」「コミュニケーション」だからです。

話すにしても書くにしても、その先に相手がいます。

コミュニケーションはスパルタでは教えられません。

厳しい指導で単語も構文も覚えられるでしょう。

リスニングもリーディングも身につくでしょう。

しかし、スピーキングとライティング、自分の意見や主張を表現するとなると難しくなります。

表現するものが自分の中に何もないからです。

こういう子は興味関心も薄いのです。

アイデア出しのブレインストーミングで一言も言葉が出てこないのです。

厳しく管理されて育てられた子に英語の「話す」「書く」を教えるのは本当に難しいといつも感じます。

泣き顔

9歳までの心の育て方が大事

豊かな言葉で豊かな表現ができるようになるためには、豊かな心が育っていないと難しいのです。

そしてやはり、楽しみながらが一番学習効果が高いのです。

特に子どもがすっごく楽しいという状態の時は、どんどん言葉を吸収します。

幼児の50分のレッスンで、初めは日本語ばかり話している子がレッスンの中の遊びに夢中になってくると英語になっていくのですよ。

日本語で言うと一回英語に直されるから、ええーい!まどろっこしい!ってなるのでしょうね(笑)

さらに、面白いことはどんどん真似しますから、面白いレッスンは本当に効果抜群です。

子どもと一緒に心の底からふざけるととっても楽しいですよ。

我が子が小さいうちしか楽しめない時間を目一杯楽しみたいですね。

当サイトでご紹介する言葉の発達を促す楽しい親子遊び、ぜひお試しください。

楽しい顔

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