子供のフォニックスの教え方はこれ!ゲームや発音の注意点も!
フォニックスは英語が読み書きできるために欠かせないもの。
前回の記事で、フォニックスとは何かについてご紹介しました。
前回の記事:子どものフォニックスの覚え方!学習の進め方を現役英会話講師が教えます!
フォニックスとは?英語の読み書き教材と小学生が楽しく学べるカード遊び!
今回はフォニックスが自然に身に付くゲームや学習法をより具体的にご紹介します。
またこの度、オンラインレッスン用のすべての教材シェアとレッスンプランのシェアをはじめました!
講座動画もすべてシェアします!
新教室の生徒募集と詳細も、3/19発売したばかりのこちらの本に書いています(^^)/
基本のフォニックスが自然に身につくゲーム
子ども用のピクチャーディクショナリーの最初のページのアルファベット一覧のページを活用します。
お勧めは、ピアソンロングマンのチルドレンズ ピクチャー ディクショナリー
Longman Children’s Picture Dictionary with CDs: With Songs and Chants
最初のページにはAa〜Zzの各文字で始まる英単語が2つずつ、かわいいイラスト付きで載っています。
これらの単語のカードを作ります。
カードは全部で4種類。
- 絵だけのカード(絵はネットで無料のものをダウンロードするか自分で描きましょう。)
- 絵と大文字のカード
- 絵と小文字のカード
- 小文字だけのカード
これらのカードで色々なゲームを楽しめます。
ゲームを楽しみながら約50個の英単語を覚えると同時に、先頭の文字のフォニックス読みがしっかりと身につくのです。
あえて、フォニックス読みの練習などしなくても大丈夫♪
以下のような遊び方があります。
紹介順にやると効果的です。
小学1年生前後から始めて、週1回のレッスンで小学6年生まで続けて6年生になる頃には先生が発音した音をアルファベットで書けるようになります。
1.かるた遊び レベル1
③のカードを使い、言われた単語のカードを取ります。
①絵だけのカードよりも③絵と小文字のカードのカードを使ってください。
アルファベットの小文字がたくさん目に入ります。
アルファベットの小文字を見慣れることが狙いです。
2.神経衰弱の変形遊び レベル1
②絵と大文字と③絵と小文字のカードを使います。
同じ単語が2枚ずつになりますね。
全部のカードを混ぜて裏返しに並べたら、1人1枚ずつカードをめくって一緒に単語を発音します。
カードをめくった時に同じカードがあったらそのカードをセットでもらえます。
遊び終わったら、大文字のカードと小文字のカードを分けて片付けます。
このお片づけが大文字と小文字の違いを身につけるのに役立ちます。
3.神経衰弱の変形遊び レベル2
③絵と小文字と④文字だけのカードを使います。
遊び方は1と同じですが、文字だけのカードになることで単語のスペルが丸ごと目に焼き付く狙いがあります。
4.神経衰弱の変形遊び レベル3
①絵だけと④文字だけのカードを使います。
遊び方は1と同じですが、文字だけが読める段階です。
先頭の文字だけ覚えていれば、あとは文字数でも大体見当がつきます。
先頭の文字に注目させるのが一番の狙いです。
5.かるた遊び レベル2
④文字だけのカードを使い、言われた単語のカードを取ります。
文字が読める段階です。
先頭の文字だけ覚えていれば、あとは文字数でも大体見当がつきます。
先頭の文字に注目させるのが一番の狙いです。
6.3枚そろえようゲーム
②と③と④のカードを使います。
それぞれ、シャッフルしてまとめて伏せて置きます。
3つのカードの山がある状態です。
3つの山から1枚ずつカードを開いて、出てきた絵や文字を見て単語を言ってから置きます。
3枚揃ったら3枚セットでもらいます。
Silent E(サイレントE)が身に付くゲーム
このゲームをするレベルは、下記に出てくる単語をすべて言えて意味が理解できているレベルです。
知らない単語がある場合は、まず英単語のカードを絵カードと文字カードに分けて作り、ゲームで覚えてからこのフォニックスのゲームに進むといいでしょう。
難しいと思う単語は省いても大丈夫です。
下記にはできるだけたくさんの単語を用意しましたが、分かるものだけ3つぐらいでやってもいいです。
それぞれ必要なアルファベットカードを用意したら、単語を発音しながら文字カードを集めて単語を完成させます。
最初に単語を発音し、そのあと探している文字の音を発音しながら探します。
cakeだとこんな感じです。
発音の注意点
カタカナで「ト」や「ド」と表記しているところは、この↓見本のように発音するようにしてください。
「ト」「T」の音です。
「ド」「D」の音です。
用意するアルファベットカード
まずは下記の単語に必要なアルファベットカードを必要な枚数+数枚用意します。
すべて小文字のカードにします。
a_eのゲーム
- cake (ケイク:ケーキ)
- date (デイト:日付)
- fake (フェイク:偽物)
- gate (ゲイト:門)
- hate (ヘイト :憎む)
- late (レイト:遅い)
- mate (メイト:仲間)
- name (ネイム:名前)
- pane (ペイン:痛み)
- safe (セイフ:安全)
- take (テイク:取る)
- vase (ヴェイス :花瓶)
- wave (ウェイク:目覚める)
- cave (ケイヴ:洞窟)
- lake (レイク:湖)
- game (ゲイム:ゲーム)
i_eのゲーム
- bite (バイト:かみつく)
- fine (ファイン:よい)
- hide (ハイド:隠す)
- kite (カイト:凧)
- line (ライン:線)
- mine (マイン:私のもの)
- nine (ナイン:数字の9)
- pine (パイン:松)
- side (サイド:脇、横)
- wine (ワイン:ワイン)
- five (ファイヴ:数字の5)
- time (タイム:時間)
- bike (バイク:自転車)
- ride (ライド:乗る)
o_eのゲーム
- code (コウド:記号)
- hope (ホウプ:希望)
- cone (コウン:円錐)
- mode (モウド:様式、流行)
- none (ノウン:少しもない)
- lone (ロウン:一人の、孤独の)
- rose (ロウズ:バラ)
- nose (ノウズ:鼻)
- home (ホウム:家、家庭)
- pole (ポウル:棒)
- poke (ポウク:突く)
- toe (トウ:つま先)
- vote (ヴォウト:投票)
u_eのゲーム
- cute (キュート:かわいい)
- fuse (フューズ:導火線)
- use (ユーズ:使う)
- June (ジューン:6月)
- mule (ミュール:ラバ)
- cube (キューブ:立方体)
- tube (チューブ:チューブ)
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