アルファベットの覚え方【小学生編】遊びながら楽しく習得する方法
小学生にはどのようにアルファベットを教えると楽しく覚えられるでしょう?
ただひたすら書く練習なんてつまらないやり方ではなく、小学生ならではの遊びと学習を織り交ぜたやり方をご紹介します。
またこの度、オンラインレッスン用の教材シェアとレッスンプランのシェアをはじめました!
新教室の生徒募集と詳細も、3/19発売したばかりのこちらの本に書いています(^^)/
アルファベットカードを使った遊び
アルファベットソング
まずはアルファベットの文字が全部並んだポスターを用意しましょう。
市販のものはイラストや単語が一緒になったものが多いのですが、おすすめはシンプルに文字だけのポスターです。
手書きで作ってもいいですね。
100均で模造紙を買ってきて、大きなものを作ると気分も上がります。
文字を指差しながら、アルファベットソングを歌います。
定番のきらきら星のメロディでもいいですし、何か教材をお持ちならその中のアルファベットソングでもいいです。
ただし、一つの音符に一つの文字で歌っているものにしてください。
きらきら星のアルファベットソングでも、「ABCDEFGHIJK」までは一つの音符に一つの
文字で歌い、次の音符で一気に「LMNOP」と歌うものもあります。
こんな感じです。
これは日本人にはとても難しい!
一つの音符に一つの文字で歌っているものとは、こういう感じ。
指差しながら楽しく歌って覚えましょう。
慣れてきたら、Zから逆に歌って見るのもいいですよ。
オリジナルメロディですべての文字を一音ずつ歌っている歌が入っている教材のおすすめはこちら!
Longman Children’s Picture Dictionary with CDs: With Songs and Chants
アルファベットカードを順番に並べる
アルファベットカードを順番に並べるという単純なことですが、やり方を工夫すると毎回視点が変わって楽しい上に学習効果も高くなります。
大文字と小文字のすべてのカードを用意してください。
教材屋さんで売っている立派なカードもいいですが、手作りのカードもいいものです。
一緒に作るところから楽しんでもいいですね。
ダンボールで作るとなかなかよかったです。
アルファベットカードが準備できたら、まず一つ目は。。。
アルファベットポスターを見ながらアルファベットカード並べ
その1
床にアルファベットカードを大文字も小文字も全部見えるようにバラバラに置きます。
アルファベットポスターを見ながら、アルファベットカードを探してA a〜Z zまで並べます。
全部並べ終えたら、並べたカードを指差しながらアルファベットソングを歌います。
その2
床にアルファベットカードを大文字も小文字も全部伏せてバラバラに置きます。
1人1枚ずつめくって、めくったカードのアルファベットを発音してから並べます。
これはA aから順番ではないところがポイントです。
めくったカードが読めないときは、ポスターから同じものを探します。
ポスターの中に同じ文字を見つけてもまだ言えないときは、Aから歌っていって確認します。
これを繰り返すことで、何回もアルファベットソングを歌うことになります。
こうすると、義務的に10回歌いましょうとやるよりも、意識を文字に集中していつの間にか何回も歌って学習効果が高まります。
ママも「ん〜?これなんだったけなあ?」ととぼけて、子どもと一緒に、というより子どもに手伝ってもらってやるようにすると、子どもはますます楽しくなります。
7並べ的アルファベットカード遊び
Aa〜Ccのカード全部で6枚をシャッフルして、その中から子どもに3枚のカードを渡します。
Do you have A? (デューユーハヴエイ?)Aを持ってる?と聞いて手持ちのカードから選んで出して並べていきます。
6枚並び終えたら次はDd〜Ffの6枚で同じことをします。
初めはこのように3枚のカードから始めて、慣れてきたらだんだんカードの数を増やします。
最後にはママと子どもと半分ずつカードを分けてできるようになるといいですね。
兄弟姉妹がいる場合は人数も増えて、より楽しくやれますね。
神経衰弱的アルファベットカード遊び
Aa〜Zzのすべてのカードを裏返しでバラバラに並べ、1人2枚ずつカードをめくり、同じカードが出たらもらえる。
違うカードが出たらカードをまた伏せて次の人の番。
この神経衰弱のルールの変形もお試しください。
1人1枚カードをめくり、めくったカードはそのまま表向きにして続けます。
カードをめくったとき、同じ文字があればセットでもらえる。
前者は記憶ゲーム的要素が強くなりますが、後者はたくさんの文字をずっと集中して見続けることになり、学習効果が高くなります。
ブタのシッポ的アルファベットカード遊び
Aa〜Zzのすべてのカードをシャッフルして裏返しで輪っかにして置きます。
輪っかの中から1枚カードを取り出し輪っかの中央に表向きに出して読み上げます。
読み方がわからない時は、アルファベットポスターを指差しながら歌って確認してから次に進めます。
同じ文字が続けて出たら場のカードを全部もらえます。
Aa〜Zzのカードを2セット用意して遊ぶとより面白くなります。
フォニックスとは
アルファベットには一つの文字に「名前」と「発音」があります。
「名前」と「発音」が同じものも違うものもあります。
アルファベットの発音のルールのことをフォニックスと言います。
英語圏の子どもたちも英語の読み書き習得のための基本として学校で学びます。
アルファベットをフォニックス読みするとこうなります。
この読み方でアルファベットが読めるように指導する教室もありますが、私の教室ではカード遊びで自然に身についています。
次の記事で、さらに詳しくフォニックスについてと、フォニックスが自然に身に付くカード遊びをご紹介します。
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