幼児のアルファベットの覚え方!書く練習はいつからどうやってすればいい?

幼児のアルファベットの覚え方!書く練習はいつからどうやってすればいい?

子どもがどうやってアルファベットや英単語を書けるようになるか、練習はいつからどのようにしたら良いかお話しします。

勉強する子

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読めるものを書く

基本は読めるようになったものを書く練習をする、です。

どうやって読めるようになるかは以下の記事をご覧ください。

幼児のアルファベットの覚え方や練習方法!楽しく覚える方法も紹介!

「読める」とは、スラスラと考えずに読めるというレベルです。

ええーっと、なんだっけなーと考え考えつっかえながら読めるくらいでは、まだ書く練習をするのは早いです

これは小学生以降も同じです。

日本人は勉強というと書きながら覚える、ということが基本になってる人が多いので、小学生も多くの子が書きたがります。

たくさん書くとたくさん勉強した気になるからです。

しかし残念ながらこの方法は英語習得の際はかなり効率が悪いのです。

ポイント!
聞いてわかる→話せる→読んでわかる→書ける

この順番が英語の4技能をバランスよく伸ばす一番効率の良い方法です。

効率いい!

書く練習を始める年齢

これはとても個人差があるのですが、あえて全ての子どもに当てはめて言うならば、9歳、小学4年生からでいいと言えます。

そのくらいから練習をした方が効率よく身につきます

文字を書いて覚えるための能力がしっかり育っている年齢だからです。

どんな能力かと言うと

手の運動能力(厳密には脳の発達状態)

縦横斜めのまっすぐの線や曲線が思い通りの大きさで書けること。

この時期は小学3年生までの学習で、日本語のひらがなカタカナ漢字がある程度書けるようになっています。

その上で、アルファベットの文字を書く練習をするととても早くスラスラと覚えられて楽なのです。

ローマ字の学習もこの時期に学校で習いますね。

3歳でも楽しく文字を書く練習をさせるテクニックはありますが、なんでも早ければいいと言うものではありません

読み書きの教育には旬の時期というものがあります。

では、9歳までは何もしなくていいの?

と思われる方もいらっしゃると思いますか、手の運動能力を鍛えるための遊びはたっぷりとするといいですよ。

お絵かき

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9歳までに準備しておくべきこと

手の運動能力を高める遊びをたくさん楽しみましょう。

ポイント!
それは、お絵かきです。

丸や四角、三角などの記号をなぞって書く遊びや、ジグザグの線をなぞって書く遊びなども良いですね。

小学校に上がる前までは、たくさんお絵かきを楽しむことをお勧めします。

これは小学校に上がってからの日本語の文字学習の助けにもなります

最近は小学校に上がるまでにひらがなぐらい書けるようになっておかないと!という風潮のようですね。

学習効果とモチベーションの観点から言うと、できるようにしておくのはあまりお勧めできません。

遊びの中でなんとなく覚えて書ける文字がいくつかあると言う程度がちょうどいいです。

なぜなら、「学ぶ」という「楽しさ」を実感、体感するためです。

知らなかったことを知る、できなかったことができるようになる、この達成感をたくさん味わうことが、生涯を通した学ぶ意欲につながります。

もう知っていることやできてしまうことを授業でじっと聞いているのは退屈で、苦痛にもなります。

学校の授業がワクワク楽しいものになるためにも、あまりできすぎない方がいいです。

遊びの中で自然に身につけた能力や知識が、学校で学ぶことでしっかりと系統立って頭の中で整理されていくのが理想です。

小学校に上がって、勉強につまづいたり遅れたりする子の多くは、圧倒的に生活体験が足りないことが多いのです。

幼児期に生活体験、自然体験を積むことがその後の人生を大きく左右します

さて、話を英語教育に戻しましょう。

幼児が一番学ぶのは、全て遊びを通してのことです。

英語も上手に遊びの中に取り入れて英語の発音を聞き取る能力や英単語を塊で覚えて読めてしまう力をつけてあげるといいですね。

そして、書くための準備として「お絵かき」をたっぷり楽しませてあげましょう。

お絵かき

アルファベットを書く練習

A〜Zまで順番にアルファベットを書く練習は、次のような順番がお勧めです。

  • まずはA〜Zをスラスラと言えるようになっていること。
  • アルファベットカードをA〜Zまで言いながら並べられること。
  • 小文字のアルファベットカードも同じように並べられること。
  • 大文字と小文字とセットで同じように並べられること。

以上のことが全部できるようになったら書く練習を始めます。

学ぶ

何個ずつ練習するか

これは子どもの様子を見極めて課題を与えます。

一週間に9個ずつでも楽しく覚えられた子もいます。

9個ではできなかったときに、5個ずつにしてみたことがあります。

先に書いた「書く準備」がきちんと出来上がっている子であれば、5〜9個ずつ練習できます。

9歳からであれば、大抵9個ずつの練習で大丈夫ですが、もし大変そうであれば5個ずつやってみましょう。

6歳(小学1年生)ですと、5個でも大変な場合がありますので、やらせてみて様子を見て1年先にする判断も必要です。

就学前の幼児には英語を書く練習は必要ありません。

むしろさせないほうがいいです。

お絵かきをたっぷり楽しみましょう。

では、具体的にどんなステップで練習すると効果的に身に付くか、やる気を持続する練習方法については次の記事で詳しくご紹介します(^^)/

幼児のアルファベットの覚え方!書く練習はいつからどうやってすればいい?

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