小学生が英語の練習プリントを楽しく続けるコツを現役英語講師が教えます!

小学生が英語の練習プリントを楽しく続けるコツを現役英語講師が教えます!

英語教室では、聞く、読む、話す、書くことを繰り返しやります。

その為に、子どもたちが楽しく練習できるように教室ごとに色々な工夫をしているのです。

さらに家でも繰り返し練習することによって、その効果は何倍にもなります

今回は宿題で楽しく取り組む為に私の英語教室で行っている工夫についてお話しします。

またこの度、オンラインレッスン用のすべての教材シェアとレッスンプランのシェアをはじめました!

講座動画もすべてシェアします!

新教室の生徒募集と詳細も、3/19発売したばかりのこちらの本に書いています(^^)/

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小学生の書く技能・英単語課題と宿題の指導

私の教室で、小学生のうちに書けるようになりたい英単語の課題はこちら

色13色、数字1-100、序数、曜日、1月~12月、疑問詞7つ、代名詞(所有格、目的格含む)

6年生の終りまでに全員完璧に書けるようになるよう指導します。

これはある程度宿題をしてくればという前提です。

なので、まずは宿題をするという習慣づけの指導から始まります

時間管理になるので生活週間とも連動するので家庭での協力もある程度必要です。

それが無理なケースもありますが、それでも子どもは成長し自分で時間管理ができるようになります。

宿題を「する」か「しない」かの選択をするのは子ども自身であることを常に子どもに話します。

「する」ことですぐに結果が出ます。

「しない」こともすぐに結果が出ます。

できて嬉しいとか達成感を感じる、できなくて悔しいとか恥ずかしい気持ちになる、という子どもの気持ちにいつも寄り添います。

そして、じゃあどうしようか?とまた子どもに選択してもらいます。

たまに、できなくても平気なふりをする子がいますが、大抵は本当の気持ちを隠そうとしてのことです。

しかし、この場合は別の対応になります。

本当にできなくてもいいなら、月謝を払って教室に通う必要がないからです。

子どもが素直になれない理由は多々ありますので、保護者面談もしながら慎重に対応します。

問題が解決してまたやる気いっぱいになることもあるし、英語教室をやめることが必要な時もあります。

別の機会に詳しく書きますね。

宿題の指導に話を戻します。

気持ちに寄り添うことで、大抵子どもは「する」ことを選びます。

次によく考えたいポイントは、宿題の量と難易度です。

小学1年生の宿題の量と難易度
  • 1日5分でできる宿題を5日分
  • 2~3分程度で終わるプリント1枚
  • 2分ほどで聞けるCD

最初は簡単で楽しいので、1日で5日分全部やってしまう子もいます

レッスンの楽しさがまだ心に残っているその日のうちに全部やってしまう。

そして、次のレッスンまで6日間全く英語に触れることなく過ごしてしまう。

これでは宿題の効果がほとんどありません。

当然次のレッスンでは、何もできるようになっていない結果になります。

で、また気持ちに寄り添いつつ、どうしたらよかったのか自分で気づくようにかかわります。

その繰り返しで、1日5分を毎日続ける宿題の習慣化をねらいます。

この宿題の習慣化が子どもの学習意欲をさらに高めることになります。

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小学生の英語を書く練習はプリントからはじめよう

小学生の英語を書く練習は、まずプリントで始めます。

アルファベット52文字が全部書けるようになるまではプリントを用意します。

10年ぐらい試行錯誤を繰り返し、これがいまの最高と思えるものができたと思います。

プリントの詳しい内容はこちらの記事に書きました。

アルファベットのワークシートの作り方!小学1年生の宿題のポイントも

一番最初は、このプリントを1日1行、声を出しながら書く練習をしてね、と渡してあげます。

アルファベットワークシート

翌週のレッスンの最初に、まっさらな4線のプリントに書けるようになった文字があれば書いてもらいます。

白紙プリント

一文字でもかけたらハナマルです。

5文字全部かけたら大きなハナマルをもらって、次のプリントに進みます。

アルファベットワークシート

5文字全部かけなかった時は、同じプリントを宿題にあげます。

子どもが1日2行ずつ練習したい!といえば、このプリントを2枚あげます。

アルファベットワークシート

覚えるスピードはみんな違っていいのだということも日頃から話します。

とはいえ、子どもたちは競争が好きです。

負けると悔しい、勝てば嬉しい、その気持ちもバネにして伸びていけるようサポートするのが指導者だと思うのです。

アルファベットに関しては、とても丁寧なステップのワークシートを作りましたが、この先は作りませんでした。

あとはお手本だけで自習できるように指導したかったからです。

最初に丁寧な指導をすると、あとの指導がどんどん楽になります。

アルファベットが全部書けるようになったら、ノートを1冊プレゼントして、それぞれのペースでどんどん覚えてもらいます

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小学生が楽しく繰り返し書く練習できる工夫

ノートを使ってどんな宿題を出すか、テストをどう行うかはこちらの記事で書きました。

小学生の英語の書き取り練習のポイント!レッスンの流れやプリントも紹介

ではこれを、子どもたちがますますやる気いっぱいで取り組む工夫についてご紹介します。

私の教室で上手く行った一つの例です。

テストでできたときの嬉しさと達成感の倍増を狙ってポイント制にしてみました。

ートでの練習に進むとポイント制がスタートします

アルファベット52文字をパーフェクトにかけたら10ポイント。

1個ミスで9ポイント、2個以上ミスすると0ポイント。

ここはもうできる部分なのでポイント辛めです

色の課題をスタートしたら、書けると1つ1ポイント。

13色全部パーフェクトに書けたら20ポイント。

次の数字1から10に進んだら、色はパーフェクトなら10ポイント。

1個ミスで9ポイント、2個以上ミスすると0ポイント。

以降、同じ繰り返しです。

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このようなポイントカードで、宿題のほかにもレッスンの中でたくさんポイントがたまります。

ポイントカード

ポイントをたくさん数える機会があるので、数の概念と英語での数の数え方も同時に覚えてしまいます。

ポイントはたまると好きなプレゼントと交換できます。

子どものやる気には波がありますが、このポイント制はなかなかよく働きました。

さて、書けるものが増えると書くスピードも上がってきます

テストは5分と時間を区切って、好きなだけ挑戦していいことにします。

5年生ぐらいになると、全ての課題を終える子もいます。

そうなると、このようなスペシャルポイントカードに挑戦できるようになります。

初級カード

中級カード

上級カード

各課題、パーフェクトなら2つ、1個間違えで1つスタンプが押せます。

覚えたものを忘れないようにするための課題なので、全ての課題を1回ずつスタンプを貯めるルールです。

アルファベットだけ先に全部埋めることはできません

レッスン最初の5分の書き取りテストは、中学生になっても続けます。

中学生にとっては、ある意味ゲームのようなお楽しみの時間だったりします。

このようにして、小学1年生からゲーム感覚で続けてもらって、気づいたらしっかり身についている。

というのを狙っているわけです^^

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