小学生の英語の書き取り練習のポイント!レッスンの流れやプリントも紹介
英語を書く指導は、レッスンの中でどのように取り入れていますか?
小学生の間にどこまで、何を書けるようになるといいでしょうか?
私の教室で実践してきた一つの事例をご紹介します。
またこの度、オンラインレッスン用のすべての教材シェアとレッスンプランのシェアをはじめました!
講座動画もすべてシェアします!
新教室の生徒募集と詳細も、3/19発売したばかりのこちらの本に書いています(^^)/
【小学生の英語の書き取り練習】どこからどこまでやるのが良い?
ここでは、「単語」についてお話します。
「文章」を書くことについての指導は別の記事でいつか書きたいと思います。
まず丸覚えが得意な小学生のうちに書けるようになってもらう課題は以下の通りです。
色13色、数字1-100、序数、曜日、1月~12月、疑問詞7つ、代名詞(所有格、目的格含む)。
6年生の終りまでに全員完璧に書けるようになって小学校を卒業してもらいます。
ひたすら覚えるしかないものって、小学生までに楽しく覚えちゃっておくと後がすごく楽なんですよ♪
本人も教える方も^^
具体的には以下の通りです。
こうして見ると、結構な量ですよね。
しかも、思い起こせば、中学生の時スペルを覚えるのに苦労した単語ばかりだと思いませんか?
でもこれらを、結構無理なく5年生の終りまでには書けるようになります。
6年生では、忘れないよう繰り返し書く練習は継続します。
では、これをどんなプロセスで指導していくか、まずはアルファベットの指導からお話します。
小学生が英語を書けるようになるまでのレッスン
アルファベットについては、あえて指導しないという意見の先生もいらっしゃいますが、私は指導する派です。
派というほどのものでもありませんが(笑)
アルファベットの指導は必要か?という話はこちらの記事に書きましたので、参考までにご覧ください。
私の教室では、10年ほど試行錯誤して最終的にこの形になりました。
すべての段階で音声も同時に聞いている前提です。
- アルファベットを目にするだけの時期(意識して見てはいない)
- 読み方を意識して文字を見る時期(サイトワード)
- 文字の塊を見て声に出して読める時期(サイトワード)→読みワークシートに進む
ポイントは、サイトワードで英単語を読めるようになることがアルファベットを順に言えるようになるよりも先にできるようになることです。
同時進行で、アルファベットソングを歌ったり、アルファベットのポスターを使って文字を指さしながら歌ったりという活動もします。
アルファベットカードをAからZまで順番に並べるという遊びもいろいろなバリエーションで繰り返し遊びます。
- サイトワードの読みワークシート(色、数字、単語8つ)完了
- アルファベットカードをAからZまで順番に並べて、指さしながら全部言える。
記録カードを作り、毎レッスンで挑戦。5回クリアをめざします。
ここでようやく、アルファベットを書くワークに進みます。
小学生がアルファベットを書く為の練習プリント
ちなみに、レッスンではアルファベットばかりやっているわけではないので、この段階ではサイトワードでピクチャーディクショナリーの最初のページの50個程度の単語は言えるようになっています。
この50個の単語はそれぞれ頭文字がAからZまでの単語なので、頭文字を頼りに文字だけのカードも読めるようになってきます。
そうなるとその段階でフォニックスの基本部分もマスターできてしまうのです。
基本、意味を理解し、言えるようになった、読めるようになったものを書く練習します。
だんだん難易度が上がるアルファベットのワークシートについてはこちらの記事で詳しく書きました。
アルファベットが26文字、大文字小文字全部書けるようになったら、4線ノートを1冊プレゼントしていました。
普通の4線ノートでしたが、子供たちは大喜びでしたね^^
そこからの宿題は、このプレゼントされたノートに1日1回、アルファベットをAa~Zzまで書くという宿題になります。
ここからの書く指導は、ノートだけを使って、ほぼ宿題だけで指導しますよ。
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