小学生に英語は意味がない?子供のやる気アップに先生や親ができること!
子どものやる気がない姿を見ると、がっかりしてしまいますね。
レッスン中にやる気のなさそうな子どもにどう対応したらいいのでしょう?
やる気がないなら小学生が英語を学ぶことは意味がないのでしょうか?
子どもがやる気をなくす理由は様々ですが、一時的なやる気の低下でいちばん多いのは、レッスン直前のトラブルや体調不良です。
長期的にやる気がないのは、学習内容がレベルに合っていないことやクラス内の友達とのトラブルや家庭内での長期にわたるトラブル、先生との相性などがあります。
これまで20年、教室でのグループレッスンや自宅でのプライベートレッスンで経験したことからたくさん学ぶことがありました。
子どものやる気について、先生ができること、親ができることの両面から考えてみます。
またこの度、オンラインレッスン用のすべての教材シェアとレッスンプランのシェアをはじめました!
新教室の生徒募集と詳細も、3/19発売したばかりのこちらの本に書いています(^^)/
やる気のない小学生に英語は意味がない?
やる気が芽生えていない小学生から英語を学ぶことに意味がないという意見があります。
やる気さえあれば何歳から始めても英語は身につくというものです。
それはごもっともな話ですが、小学生からやる気いっぱいで英語を学ぶとどうですか?
いいことがいっぱいありますよ♪
一番のメリットは「楽しく楽に英語が身につく」という点です。
キーワードは「やる気」です!
子どもがやる気いっぱいで英語教室に通えるように、親ができること、先生ができることをまとめてみました。
子どものやる気アップのために大人ができること
親ができること~健康管理と自分管理~
子どもが小さいほど、健康管理が大事になります。
食事と睡眠を整えてあげること。
さらに親が機嫌よく過ごしていることが子どもの健康維持につながります。
心と体が健康であるだけで、子どもは何にでもやる気一杯になる生き物なのです。
親ができること~機嫌よくレッスンに送り出す~
レッスン前に親に大怒られして家を出てくる子がたまにいます。
時間の管理や持ち物の準備など回避できる部分は工夫して親子そろって機嫌よく!
朝学校に送り出す時も同じです。
機嫌よく家を出発するかどうかは、学習意欲と効果に大きく影響します。
親ができること~子どもが学習している内容に興味を持つ~
親の無関心が子どものやる気を低下させるケースもあります。
特に小学校低学年までは親のかかわりが子どものやる気に大きく影響します。
学習内容に限った話ではなく、まずは子供自身に興味を持ってかかわってあげてください。
学習の結果や成績にだけ興味があるというのが一番よくありません。
子どもが何を喜び何を悲しむのか、何が楽しいのか、何がつまらないのか、その中の一つが今子どもが学んでいる学習内容です。
子どもに興味関心を持つということ、愛することが一番大事なのです。
先生ができること~レッスンに来る楽しみをいっぱい用意する~
レッスン内容を楽しくすることは基本中の基本ですね。
部屋の内装、部屋に入るだけでワクワクするような、英語を話したくなるようなインテリアや掲示物。
出席カードやシールやスタンプも工夫次第でいいお楽しみになります。
ここは意見の分かれるところです。
あくまでもレッスンの内容だけで子どものやる気をアップさせるべきだという先生もいます。
私は使えるものは何でも使って用意できるものは何でも用意して子どもたちが楽しく英語を学べるようにしたい派です。
お楽しみはいくらあってもいいのではないかと思うのです。
先生ができること~レッスンや宿題の適度な難しさ~
レッスン内容は楽しいだけでもよくありません。
ちょっと難しいこともあり、それができるようになったり覚えられたり達成感を感じる瞬間が大事です。
難しすぎず、易しすぎないちょうどいいレッスン。
宿題も同じく!
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
先生ができること~宿題の内容・量と出し方~~
週1回のレッスンでは、家で毎日少しずつ英語を聞いたり言う練習をしたり読み書きをするという宿題がとても重要です。
「毎日少しずつ」が一番効果的であることを、親にもこども本人にも、何度も伝えます。
目安としては、小学3年生まではすこしがんばって1日5分でできる内容のものを5日分出します。
これをレッスンの日の直前に25分かけて全部やっても効果は10分の1くらい。
1日5分を毎日繰り返すとどうなるか、レッスンではっきりと分かる内容にしているから、それがわかると子どもたちもちゃんとその通りやってくるようになります。
達成感というのはやる気につながる快感なのです。
4年生からは1日10分、5年生からは1日20分の内容に増やします。
中学生からは目指す目標によって違いは出ますが、1日30分~60分、目標に合わせて自分で計画して学習することができるように指導します。
宿題の出し方の具体的な例はこちらの記事をどうぞ。
子どもがやる気いっぱい元気でいるために
親も先生も精いっぱいかかわって準備して与えて見守って、それでも子どもが元気なくやる気もないというのは見たことがありません。
子どもがやる気ない、元気がないときは必ず原因があります。
自分だけじゃ分からないときは、学校の先生、塾の先生、ママ友、パパ友、あなたが先生なら同僚や同業者にどんどん相談しましょう!
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