子どもが主体的に学ぶことを指導する方法!○○が必要で○○はダメ
私の教室では、子どもから大人まで、主体的に学ぶことを教えています。
英語の先生方は主体的に学ぶ方が多くて教えるのも楽しくやりがいがあります^^
子どもはそもそも主体的な生き物なのですが、大人のかかわり方ひとつですぐに主体性を失います。
この度、子どもの指導について本にまとめてみました!
英語指導を通して、自分で人生を設計して豊かな人生を送る力を身に付ける指導とは!
主体的に学ぶとは具体的にどんなことか
主体的に学ぶ人は、
- まず自分で調べます。
- 自分でやってみます。
- そのうえで解決できないことを具体的に質問します。
主体的でない人は
- 自分で調べずすぐに人に聞きます。
- 自分でやってみようとしません。
- 説明や案内を読みません。
心当たりのある方は指導者としてやばいですよ~!
という私も、時と場合によっては主体的でない人になってしまうこともありますけどね(^-^;
英語教室の指導例で言うと、進出単語を調べもせず「せんせ~これなんて意味ですか?」なんて聞いてくる子、いますよね~~~。
で、まず辞書で調べてみようかー!と指導するわけです。
何回かは「辞書で調べるのだ」ということを教えますが、様子を見ながら「意味が分からないときはどうするんだっけ?」と言葉を変え、または、黙って見つめ返す(笑)
主体的に学ぶように指導するのに必要なのは「教えないこと」です!
主体的に学ぶように指導するには極力「教えない」こと!
「教えない」というのは、何も教えないということではありません。
与えるべき教材とヒントを見せつつ、自分で考える・工夫するのをじっと見守るということです。
与える教材とヒントが、指導者の工夫のしどころです。
私が尊敬する英語の先生方は、これが本当に上手です。
私も教材を作るときは以下のことを意識しして作ります。
- よく読めば(よく見れば)わかる。
- 読み飛ばす(見逃す)とわからなくなる。
- クイズ感、遊び感、おふざけ感を大事にする。
楽しく取り組めて、達成感をちゃんと感じるように、あれこれ工夫するわけです。
一番ダメなのは「説明しすぎること」
全部説明して聞かせるのが指導だと思っている先生は、要注意です。
説明を聞かせるだけで伸びる子は相当優秀な一握りの子どもです。
教科書と参考書に書いてあることをすべて言って聞かせるだけ、という授業を私は学生時代ずっと受けてきました。
説明すればするほど、生徒は自分で考えなくなり、暗記することだけが勉強だと覚えてしまいます。
そんなの当然つまらないから、勉強嫌いの出来上がりです。(嫌いになりましたー)
あるいは、どんなに教えても生徒が伸びないという結果になります。
そんな結果をだれも望んでいないと思うのですよ。
だからこそ、指導者という立場の人には気付いてほしい。
そんなわけで、私の講座で説明を読み飛ばす人は、厳しく(?)指導させてもらいますよ^^
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