クリスマスの由来やイブの意味は知ってる?子どもと英語で楽しむ遊びも!
クリスマスの由来を正しく説明できますか?
今さら聞けないクリスマスについて、あらためておさらいしましょう。
子どもと英語で楽しむクリスマスの遊びもご紹介します。
クリスマスとは
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝う祭であり、降誕祭ともいいます。
「イエス・キリストの降誕(誕生)を記念する祭日」であって「イエス・キリストの誕生日」ではありません。
まずはここに、ええ~!?ってなりますね^^
それと、キリスト教で最も重要な祭と位置づけられるのはクリスマスではなく、復活祭(イースター)です。
イースターについてはこちらの記事をご覧ください。
イースターはキリスト教色を強く感じますが、クリスマスはキリスト教のお祭りとはいえ、今や日本をはじめ世界中で楽しいイベントとして定着していますね。
クリスマスイブはクリスマスの前日ではない!
「クリスマスイブ」は日本では、「クリスマス(12月25日)の前夜」という意味で知られていますね。
日常会話では単に「イヴ」と言っていませんか?
なので日本では「イブ」と言うと「前日」という意味で理解している人が多いですね。
しかし、「イブ」(eve) は「evening(夜、晩)」と同義の古語「even」の語末音が消失したものです。
つまり、「クリスマスイブ」は「クリスマスの晩」という意味なのです。
あれ?それって25日の夜のことになるんじゃないの?と思いますよね。
この混乱は「暦」の違いから起きています。
教会暦では, 現代の常用暦とは異なり、日没を一日の境目としているので、クリスマスは12月24日夕刻から12月25日朝までになります。
なので、「クリスマスイブ」は12月24日の晩ということになるのです。
蛇足ですが、大晦日のことを「正月イブ」というのは間違いということになりますね。
日本では普通に使われていますが。。。
世界各国のクリスマス事情
日本ではイースターよりもクリスマスのほうが古くから親しまれてきました。
今ではなぜか?日本のクリスマスは「恋人たちの日」という位置づけが年々強くなってきていますね(笑)
「クリぼっち(クリスマスに独りぼっち)」なんて言葉もあるくらい。
クリスマスにパートナーなしで過ごすことは恥ずかしいこと?のようですね。
さて、それぞれの国でそれぞれのクリスマスの楽しみ方があるのが面白いです。
私が特に面白いと思ったのは、スウェーデンのクリスマスです。
スウェーデンのクリスマスは、「夜に家族みんなでディズニー映画を見る日」なのです。
最初に聞いたときはにわかに信じられなくて、スウェーデン人に出会う度に聞いてみました。
今ならネットで調べれば一発でわかります、これは事実のようです。
でも、ディズニー映画の歴史はそう古くありませんから、きっと最近の事情ですね。
100年前はどんなクリスマスだったのでしょう?
キリスト教圏の国のクリスマスも、地域によっていろいろな特色があります。
アドベントカレンダーやアドベントキャンドルが素敵だなあと思います。
アドベントカレンダー
最近は日本でも手軽に手に入るようになりました。
クリスマスの1か月前から、クリスマスの日を待ちわびて過ごすためのカレンダーです。
子どもたちのためのものが多く、一日分ずつお菓子が仕込まれているものが多いですね。
ハンガリー人の友人は、子どもたちのために毎年アドベントカレンダーを手作りしています。
3人の子どもたちのために、一人一人違うデザインで作っています。
子どもたちは毎日ひとつづつ、カレンダーの袋に入ったお菓子を楽しみながらクリスマスの日に一日ずつ近づいていくことを楽しみます。
アドベントキャンドル
こちらの写真もハンガリー人の友人のお宅のものです。
大きな直径の太いキャンドルが4本のったお皿にクリスマスのデコレーション。
これもクリスマスの4週間前から食卓に飾ります。
1週間目は1本、2週間目は2本、4週目に4本のキャンドルに火を灯します。
すると、4本のキャンドルの高さが段違いになってますます素敵なのです。
アドベントキャンドルも最近は日本でもクリスマスの時期に見かけるようになりました。
機会があれば、子どもにいろいろな国のクリスマスを体験させてあげたいものです。
クリスマスにおすすめの遊び
おすすめクリスマスツリー工作。
完成するとこうなります。
大きな模造紙に作ってもいいし、画用紙サイズで小さく作ってもOKです。
準備から全部子どもと一緒に楽しみながらやってみてください。
用意するもの
- 模造紙もしくは色画用紙
- 両面テープ
- クリスマスオーナメントの画像(丸いカードにして裏に両面テープを貼ります)
- 金色の星(厚紙に金の色紙で作成、裏に両面テープを貼ります)
- 緑色の画用紙
台紙の準備
模造紙又は画用紙にツリーの根元の幹だけマジックで描いておきます。
幹の上の部分に、もみの木の枝の形に両面テープを張ります。
遊び
緑色の画用紙を細かくなるべく細長く手でちぎります。
「Tear! Tear! ティア、ティア、ちぎって、ちぎって」
台紙の両面テープをはがします。
「Take it off! テイキットゥオフ、取りはずして」
細かくちぎった緑の紙を台紙の両面テープのところに押し付けます。
「Put on! プトゥオン、くっつけてー」
もさもさとしたツリーが出来上がります。
次はオーナメントのカードをつけていきます。
「What do you want? ワッデュユウォントゥ?何がほしい?」
「Put on! プトゥオン、くっつけてー」
最後に星を飾って出来上がり!
手で紙をちぎるというのが、子どもにとってはとても面白くもりあがります。
最後の片付けまで遊びの延長にして楽しんでみてくださいね^^
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