アルファベットのワークシートの作り方!小学1年生の宿題のポイントも

アルファベットのワークシートの作り方!小学1年生の宿題のポイントも

アルファベット基本の26文字。

大文字と小文字、全部で52文字を書けるようになるために、どんなレッスンをしますか?

どんなワークをさせますか?

どんな宿題を出しますか?

早く覚える子もいれば、ゆっくりな子もいますね。

なかなか覚えられない子にはどんな指導をしますか?

アルファベット52文字を書けるようになるまでのレッスンとワークシートと宿題の出し方について考えます。

またこの度、オンラインレッスン用のすべての教材シェアとレッスンプランのシェアをはじめました!

講座動画もすべてシェアします!

新教室の生徒募集と詳細も、3/19発売したばかりのこちらの本に書いています(^^)/

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難易度が徐々に上がるワークシートが完成するまで

アルファベットを書く練習をさせる。

これは始める年齢によっても変わってきます。

教室を始めたばかりのころ(約20年前)は、小学生に読み書きの指導は不要と考え、聞く話すだけのレッスンをしていました。

しかし、英検指導を頼まれてやってみたところ、読み書きも一緒に教えると総合的に覚えがよくなることを実感。

最初に出した宿題は、かなり大雑把なものでした。

アルファベット26文字全部お手本だけ渡してノートに練習するという宿題を出しました。

この時の生徒(当時小学2年生)が優秀すぎて、1週間で26文字書けるようになってしまったのです。

その後、4年生の子に同じ宿題を出してもできないことが分かり、1週間に9つと課題を減らしました

その後、1年生の子が9つ練習するのも大変そうな様子を見て、1週間に5つの課題にしました

さらに、その5つも、なぞり書きから、お手本を見ながら書く、お手本を見ないで書く、という細かいステップを踏んでいく内容に改修。

約10年前に現在の形となりました。

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アルファベット練習ワークシートの作り方のコツ

書き順という概念は英語にはありません。

しかし、自由に書いていいよと言うと書けない子が多いのです。

日本人にとっては「書き順」というのがなくてはならないものなんですねえ。。。

最初のころは書き順を教えていなかったのですが、あまりにも苦労する子が多くて、教えてみたらすんなり書けたのです。

それで、書き順をきちんと示したワークシートを作ることにしました。

一度に練習する分量も、子どもの躓きに合わせて改修に改修を重ねてこの形に納まりました。

さらに、ワークシートの中にはピクチャーディクショナリーに出てくる単語のイラストをちりばめています。

Aとaを書く練習をしながら、appleantが思い浮かぶことを狙っています。

書き順も上に配置し、書き順を見ながらなぞり書きできるようにしました。

アルファベットワークシート

声を出しながら書くこともレッスンの中で徹底して指導します。

なぞり書きの次は、すぐ上の行のお手本を見ながら書きます。

次の段階ではお手本が少し離れて行きます。

アルファベットワークシート

2行上のお手本を見る、というよりは分からないときはお手本を見る程度。

お手本がだんだん遠くなるように作成しました。

「Aa~Ee」の次「Ff~Jj」の練習に入っても、たまに「Aa~Ee」を書くワークが出てきます。

アルファベットワークシート

一度書けるようになってもすぐに忘れますから繰り返しの練習が必要です。

忘れたころに繰り返しが出てくるよう設計しました。

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小学一年生のワークシートの宿題の出し方や時間管理の指導

小学1年生が、集中してワークシートに取り掛かれる時間は5分

だらだらと長くやるより、集中した5分効率的です。

毎日5分ずつ、「覚えるぞ!」という意識でワークをやれば、1週間で覚えて次のワークへ進めるところですが、ここは個人差がかなり出るところです。

レッスンの最初の5分は、宿題提出とテストの時間にしています。

テストと言っても、宿題に出されていたアルファベット5個を全部書けるかどうか、それだけです。

テストをクリアする子は、言われた通り1日1枚ワークシートをやってきた子。

テストで書けない子は、ワークシート5枚を1日で全部やってしまった子。

同じ量の書く練習をしてもはっきりと違いが出ます。

1年生だと、できなくて悔しくて泣いてしまうこともあります。

できなくて悔しいね、と一旦寄り添ってあげますが、どんなふうに宿題をやったのかな?ときくと、1週間前に1日で5枚全部やった、ということが確認できます。

クラスのお友達にも同じことを聞いてみます。

すると、レッスンでちゃんと書けた子は1日1枚というのを守っていたことが分かります。

1日1枚やるというのが大切だと分かると次から1日1枚やってきます。

すると次のレッスンではちゃんとテストをクリアして次のワークに進めるのです。

その時の達成感とうれしさを糧にいい学習サイクルが生まれることを狙っています。

まあ、狙い通りにならないこともありますがその時はまた対策を立て対応することの繰り返しです。

私には1週間に1回、60分しかその子にかかわる時間がないのですから、それ以外の時間や様々な要因で狙い通りに行かないことは、仕方のないことです。

それすらも何とかしようと足掻いたこともありましたが、それについてはまた別記事で。

CDを聞くことも宿題として出していますが、CDは1回1分30秒ほど

CDは1日5回までしか聞いてはいけないルールもあります。

「これ以上やってはいけません」と言われるともっとやりたくなるものなんですよね。

まあそれも、簡単で楽しいだけの時ですが。

この時期に、1日10分、英語の学習をするという習慣づけを狙っているわけです。

これには保護者の方の協力も欠かせません

生活を整えることができるのは親だけです。

食事や入浴、明日の学校の支度と学校の宿題、英語以外の習い事。

子どもたちは結構忙しい毎日を送っています。

どう時間を管理して、やりたいことややるべきことのための時間を確保するか!

小学生のころは宿題の内容と時間をこちらでコントロールして出してあげます。

中学・高校になったときに、すべて自分で管理して勉強の計画を立て、実行し、検証して、計画を修正し、また実行する、ということができるようになるための仕込みです。

1日の時間の使い方を、表に書きだして、英語の時間を決めるところから親子で取り組んでもらいます。

計画が実行できない日もあるでしょう。

できなかったらどうするのか、改めて検証して、どうしたらできるか考えまた計画し実行。

この繰り返しが学ぶということです。

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